基本的に対戦ゲームというのは、上達すれば相手を殴る機会が増え、気持ち良い思いができるというものです。しかしこの負の産物はその真逆です。おそらくスプラトゥーン2を褒めている人は、味方に頼らずとも1人で4人を蹴散らすようなずば抜けた才能の持ち主か、上級者に介護されて自分は上手いと錯覚しているセンス皆無の馬鹿かどちらかです。
スプラトゥーン2では4人チームで対戦を行いますが、上級者は下手くそと一緒のチームになり、サポートを強制させるシステム。通称『懲罰マッチ』が横行しています(これについては様々な方が統計を根拠にし合理的に証明しているので、疑っている方は是非調べてみてください)。
このクソシステムのせいで、負けるよう仕込まれた試合がよく発生し、勝率が5割前後に収まるように調整されています。ですから、理論的にはゲームのセンスが平均以上(偏差値50以上)であり、実力のみであれば勝率5割以上を維持できる方は、問答無用で勝利を下げられていることになります。
このシステム、小さいお子様やセンスのない馬鹿でも勝てるようにすることでライト層を引き留めるのが狙いのようですが、上級者からすれば味方に足を引っ張られるのが大きなストレスになりますし、逆にそうでない方も上級者に活躍の場を根こそぎ奪われ、何の達成感もない勝利を押し付けられるだけで全く楽しめないため、まともなユーザーは見限ってみんな別のゲームに行ってしまいました。
両者の楽しみを潰しているこのマッチングシステムは発売当初から大きな話題になっておりますが、一年以上経過した現在でも何故か改善されていません。