超初心者視点。1ヶ月プレイした感想
スプラ1は元よりこのようなPvP型のゲーム自体が初体験の人間視点のレビューです。
ここに書かれている酷評は承知の上でそれでもきっと楽しいのだろう。
まったり楽しめるだろうと思って購入にいたりました。
最初に結論から言うと今から購入を考えている初心者の方には本当におすすめできません。
購入より1ヶ月プレイし、プロコンまで買い、ヒーローモードを履修してランクは20、ガチエリア・ガチホコはウデマエ一瞬だけB-となりました。
そしてプレイを辞めました。その理由について書きます。
【理由1：まずプレイ操作難易度自体が非常に難しい。】
3Dマップを走りながら、塗りながら、隠れつつ、相手の攻撃を警戒しながら、相手に照準を向けて撃つ。
飛んで・はねて・イカダッシュして・サブ使って・スペシャル使って大忙し。
いうのは簡単ですが、私にとっては本当にこれだけでも至難の業でした。
この連続する複数組み合わさった動作をリアルタイムで、演算しながら処理していくことは私のおっさんCPUでは無理でした。
そもそもジャイロモード搭載ということで最初期は、まずまっすぐ前を向いて移動することも困難です。
この状況で相手を倒すなんて絶対に無理ですし、逆から言うと一方的に死にまくります。
これはとてもストレスになります。
【理由2：初心者は必ず洗礼を受ける初心者狩り】
レギュラーマッチ(ナワバリバトル）からスタートしますが、いきなり高ランクの人と普通にマッチングします。
そして狩られまくります。右も左もわからず右往左往していると、復活地点に出待ちされた挙句レスキルされた上に煽られます。
そしてガチマッチに移行しても同様の状態が続きます。
いやむしろ酷くなります。これについては後述します。
最初の1週間は平均して1試合0.8キル 10デスくらいでした。
(最終の1週間は1試合4キル7デスくらいでした。）
これはとてもストレスになります。
【理由3：不可解な勝ち負け】
これはかなりたくさんの方が書かれているがここも初心者視点で記述します。
上記の通り1試合0.8キル10デスの常時戦犯状態の初心者がプレイしていて、味方の方が常に4vs3のような状況で戦わなくてならなくても、なぜか確率的に3回に1回は勝てます。勝率は30％代に収束しました。
(私のような初心者を介護していただいた皆さんありがとうございました。）
でもこの30％というのがおかしくて普通に1勝2敗のペースでは進まず、極端に言うと5連勝してから10連敗するような戦績になります。
エリアで連勝してB－まであがったときはずっと同じようなウデマエの人と、適正マッチングしていて自分がうまくなったように錯覚しました。
しかし、そのあと明らかに強い相手とのミスマッチが続き、連敗し続けてC－まで落ちました。1勝だけしようと思って続けた結果、勝てないまま夜中の3時までプレイし続けました。
最終的にはC－なのにそこでも2回割れるレベルでした。
いい気分にさせておいて一気にどん底に叩き落す。
これでストレスが溜まらないわけがありません。
【理由4：マッチングは誰のために？】
主にC帯にしかいなかったのでC帯のことしか書けませんが、私のような初心者が初心者同士でマッチングすることは稀です。
たまにそのようなマッチングが続くとこの上ない楽しい試合になりますが、発売から日数が立っているので同じクラスに初心者の方がほぼいません。
明らかに動きが初心者ではない方に20キル持っていかれたりします。
常に手合い違いの相手に、ノーハンディキャップで戦わなくてはならず、基本的にはミスマッチしている状態で負けまくるので、これでストレスが溜まらないわけがありません。
【理由5：ゲームデザインが非常に素晴らしく。とても楽しいこと】
言っていることが矛盾していないか？とも思えるのですが、これだけうまくプレイできなくて、とても悔しくて、とてもイライラするのに、ゲーム自体はグラフィックがとても美しく、作りこまれた世界観がポップでかわいらしく、爽快感もあってとても楽しいゲームのためどうしてもまたやりたいと感じてしまうのです。
そしてプレイをはじめるとイライラしながら時間を5時間でも6時間でも持っていかれます。
初心者で勝てなくて当たり前だと覚悟している人間ですら、夢中にさせて興奮させてそして心底うんざりさせます。
このカラフルに彩られた世界は実に中毒性が高く、射幸心を煽られ、まともな判断力を大の大人から奪うのです。
以上の理由によりプレイ末期には鬼の形相でプレイしている自分に妻は元より子供もよりつかなくなり、1日冷静に考えた結果ゲーム自体をやめました。
手元にあるとまたやってしまうのでスイッチ自体を売り払いました。
ゲームごときでイライラしたり、怒ってしまったりするのは、人生を損していると思います。こんなゲームはじめてです。
